「お小遣いをもらったら、すぐ全部使っちゃう……」
そんなお悩み、ありませんか?我が家の3姉妹も、最初はそうでした。でも今は、自分なりのペースで「貯める力」が育ってきています。
大人でも難しいお金の管理。子どもに身につけさせるには「仕組み」が大事だと気づきました。今回は、我が家の3姉妹(小3・中1・中3)と実践している3つの仕組みをリアルにご紹介します。
- ✓「使う・貯める・プレゼント」お金の振り分け方
- ✓子どもの銀行口座の活用法(コンビニATM・目的別管理)
- ✓買いたいものを「店舗・メルカリ・通販」で比べる習慣
- ✓一緒に口座残高を確認することの効果
子どもにとってお小遣いは「初めて自分で管理するお金」です。失敗してもOKな小さな金額だからこそ、「貯める体験」をさせてあげることが将来の土台になると思っています。
私自身、20代のころは給料日前になるといつもギリギリでした。貯金の習慣が身についていなかったから。子どもたちにはそんな思いをさせたくない——それが、この取り組みを始めたきっかけです。
お小遣いをもらったら、用途によって置き場所を分けています。ポイントは「細かく振り分けすぎない」こと。シンプルが続くコツです。
財布へ。特に細かく振り分けず、自由に使ってOK。
使い過ぎても口出しせず、追加のお小遣いも極力あげない。自分で反省する機会にする。
子ども名義の銀行口座へ。インターネットバンキングで管理し、近くのコンビニATMからいつでも入金できる。
目的別口座(生活防衛資金・特別費)には、親戚からの祝い金や子育て助成金を入金。
普通口座には日々のお小遣いから貯めたお金を積み立て。
封筒に入れて保管。友達や家族へのプレゼント代として、少しずつ備えておく。
使い過ぎても口出ししない。
失敗から学べる環境を作ることが、
長く続く「貯める力」につながる。
子どもが何かを欲しがったとき、すぐに買うのではなく、一緒にこんな流れで確認するようにしています。
- 1まずお店で実物を見る。手に取って、本当に欲しいものか確かめる。
- 2お店の値段を確認する。
- 3メルカリ・通販(Amazon・楽天市場)で相場を調べる。新品でいくら?中古なら?
- 4お店・メルカリ・通販を比べて、どこで買うか自分で選ぶ。
例えば、長女が欲しがったイヤホン、次女が欲しがったモンチッチの筆箱。どちらもまずお店で実物を確認し、値段を見てからメルカリ・Amazon・楽天市場で相場を調べました。「新品と中古でこんなに違うんだ」「通販のほうが安い!」という気づきが生まれて、最終的にどこで買うか自分で選んでいます。
一方、小3の三女が「どうしても欲しい!」と言ったのが流行りの「ドバイチョコもち」。食べ物なのでメルカリは関係なし(笑)。お店へ一緒に行き、値段を見て「自分のお小遣いで買える」と確認してから、自分のお金で買いました。
さらに、複数のお店で値段を見ることで、「同じ商品でもお店によって値段が違う」ということにも自然に気づいてきました。「あっちのお店のほうが安かった!」という発見が、子どもにとって小さな経済の授業になっています。
物はお店・メルカリ・通販(Amazon・楽天市場)で価値を確かめ、食べ物や消耗品はお店で実物と値段を確認する。用途によって使い分けるこの習慣が、物の価値を自分の目で考える力につながっています。
定期的に、子どもたちと一緒に銀行口座の貯金額を確認しています。インターネットバンキングでスマホから確認できるので、ちょっとした隙間時間でできます。
「前より〇〇円増えたね!」という会話が、子どもの達成感につながります。そして「もう少しで目標に届くね」という声かけが、次のモチベーションになる。
私が「貯金しなさい」と言うより、一緒に残高を見て喜ぶ瞬間のほうが、ずっと効果的でした。忙しいワーママでも、スマホ1つで数分あればできます。
正直に言うと、うまくいかないこともたくさんあります。
三女は「貯める用」のお金をこっそり使ってしまったことがありました。問い詰めると「どうしても欲しいものがあった」と。怒りたいところをぐっと抑えて、「なんで使っちゃったの?」と話を聞きました。
「お金の使い方に正解はないよ。でも、貯めてたお金を使ったら、ゴールが遠くなるよね。どうしたい?」
三女は少し考えて、「ゴールを変える」と決めました。欲しかったものを新しい貯金ゴールにして、また1から積み立て直したんです。失敗を責めるより、一緒に考える。これが「お金の教育」で親にできる一番大切なことかなと思っています。
- ① お金の「置き場所」を決める(財布・銀行口座・封筒)
- ② 買いたいものはお店とメルカリで比較してから決める
- ③ 定期的に一緒に口座残高を確認して達成感を共有する
難しいことは何もありません。大切なのは「失敗してもOK」という空気感。子どもがお金の扱いを学ぶのに、多少の失敗は必要です。親がどっしり構えて、一緒に考えてあげることが、将来の「お金の不安」を減らしてくれると信じています。
もうすぐ50歳になる私が、3姉妹と試行錯誤しながら続けているこの仕組み。完璧じゃなくていい、続けることが大事。まずは今日から、一つだけ試してみませんか?

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