クローゼットの服を思いきって減らしたら、なぜか「お金の使い方」まで変わってきました。
節約しよう、と意気込んだわけじゃないんです。物が減ったら、自分がこれまで何にお金を使ってきたかが、急にくっきり見えるようになって。
今日は、物を減らして気づいた「本当に豊かなお金の使い方」と、私がいまだに苦戦している「服の買いすぎ」を防ぐ仕組みの話です。
おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。
物を減らして、いちばん驚いたこと。
それは、片づくのは家の中だけじゃなかった、ということです。手放しながら一つひとつ手に取ると、「これ、なんで買ったんだっけ?」という物のオンパレードで。過去の買い物のクセが、ぜんぶ並んで見えてくるんです。
- 安いから、という理由だけで買ったもの
- 「いつか使うかも」と思って、結局使わなかったもの
- SNSや流行に影響されて、つい買ったもの
- 子どものため、と言いながら、実は親の私が安心したくて買ったもの
- 便利そうと思ったけれど、使いこなせなかったもの
並べてみると、ちょっと恥ずかしくなりました(笑)。でも同時に、すごく大事なことに気づいたんです。
節約というと、つい「使わないこと」が正解みたいに思えてきます。でも、我慢ばかりの節約って、私はぜんぜん続かないんですよね。ギューッと締めて、反動でドカッと使う。その繰り返しでした。
大切なのは、使わないことじゃなくて、なんとなくの出費を減らすこと。そして、そこで浮いたお金を、自分や家族が本当に喜ぶことに使うこと。たとえば、
- 家族で食べる、少しだけおいしいごはん
- 子どもの経験になるお出かけ
- 学びにつながる本
- 健康や安心につながるもの
- 思い出に残る時間
その「選ぶ力」がいちばん試されるのが、私の場合、服でした。子育て中って、服を買う理由が意外とたくさんあるんですよね。
- 仕事に着ていく服がほしい
- 学校行事に着ていく服が、なんだかない気がする
- 送迎や買い物にちょうどいい服がほしい
- 体型や年齢に合う服が、少しずつ変わってきた
- セールで安くなっていると、つい買いたくなる
- 家事や子育てで疲れている時、服を買って少し気分を上げたくなる
だから私は、服を買う前に、自分にこう聞くようにしています。
- 本当に必要?
- 似た服は持っていない?
- 長く着られる?
- 安くなくても買いたい?
- 誰にも見せなくても欲しい?
……と、聞くようには、しているんです。
どうしてだろう、と考えてみました。理由は、たぶんこんなところです。
- 服は、買う瞬間がいちばん気持ちが盛り上がる
- 「これを着たら、素敵な自分になれそう」と感じやすい
- セール、限定、残りわずか、送料無料……そういう言葉に弱くなる
- ネットショッピングは、特に危険
- 夜のスマホショッピングは、判断力が落ちやすい
- 欲しい気持ちがピークの時に判断するから、いくら質問しても負けやすい
そして頭の中では、もう試着室のファッションショーが開催中です。
そこで気づいたんです。買い物中の自分に質問するだけでは、弱い。
必要なのは、意志の強さじゃなくて、買うまでに時間を置く「仕組み」なんだ、と。
意志で勝とうとすると、疲れている日に必ず負けます(笑)。だから、私が試行錯誤している「仕組み」を5つ、ご紹介します。
- ネットなら、カートに入れるだけ
- 店舗なら、写真を撮るだけ
- お気に入り登録だけにする
- そして24時間置く。できれば3日
- それでも欲しいなら、そこで検討する
コツは、「買わない」と決めないこと。「買わない」だと我慢になってつらいので、「今日は決めない」と考える。これなら不思議と続きます。
私がいちばん買って失敗するのは、未来の理想の自分用の服でした。
- 痩せたら着たい
- おしゃれなお出かけの時に着たい
- ちゃんとした場面で、必要かも
- いつか使えそう
でも、私の実際の毎日はこうです。
- 仕事、家事、子どもの送迎
- スーパー、学校行事
- 洗濯、夕飯作り、そして寝落ち
- ときどき、友達と外食(これは楽しみ!)
だから、こう聞くことにしました。「これは、来週の私が本当に着る?」
「いつか」じゃなくて「来週」。これだけで、かなり冷静になれます。
そしてもうひとつ、大事な物差しが「今ある服と合わせられる?」。どんなに素敵でも、手持ちの服と合わない”一点もの”は、結局クローゼットで浮いてしまうんですよね。だから、今持っている服とちゃんとコーデできる1枚かどうかも、買う前に確かめるようにしています。
- クローゼットの量が増えない
- 本当に必要な服か、考えられる
- 手放す服が思いつかないなら、今ある服で足りている可能性が高い
- 「追加したい服」と「本当に必要な服」を分けられる
ただ、厳しすぎると続かないので、「すぐに捨てる」ではなく、買う前に、手放す候補を決めておくくらいの柔らかいルールにしています。
服を買いすぎる原因のひとつは、自分が何を持っているか忘れていることでした。とはいえ、手持ち服を全部書き出してリストにする……なんて、正直、子育て中の私には続きません(笑)。
そこで行き着いたのが、クローゼットや引き出しの写真を、スマホで1枚撮っておくだけ。買い物中に「あれ、似たようなの持ってたかも?」と思ったら、その写真をパッと見るだけです。書く手間もないし、更新もいらない。これなら私でも続けられました。
ちょっとしたコツは、服は畳んでしまい込まず、できるだけハンガーにかけて”見える”ようにしておくこと。ひと目で「何を持っているか」が分かるので、写真を撮らなくても重複買いを防ぎやすくなります。クローゼットを開けた瞬間に在庫が見える、自分専用のお店みたいな感じです(笑)。
もうひとつだけ、軽くておすすめなのが「失敗服リスト」。これは1回書けばずっと使えます。自分の失敗パターンを見える化しておくと、同じ失敗を繰り返しにくくなるんです。
- 首元が詰まっている服は、結局着ない
- アイロンが必要な服は、着ない
- 白すぎる服は、汚れが気になって着ない
- 袖が広がる服は、家事がしにくい
- 丈が短いトップスは、落ち着かない
- 靴擦れする靴は、履かない
- 安いから買った服は、出番が少ない
月ごとに服代を決めると、毎月「今月の分」という買う理由ができてしまいます。だから私は、春夏・秋冬の季節単位で予算を決めるようにしました。
| 春夏 | 15,000円 |
|---|---|
| 秋冬 | 20,000円 |
この予算には、トップス・ボトムス・インナー・靴下・靴・バッグなども全部ふくめます。服を単品で見ると安く感じても、季節予算で見ると「あ、もう結構使ってるな」とハッと我に返れます。
物を減らすことや、服を買いすぎない工夫は、そのまま子どものお金教育にもつながると感じています。何かを欲しがった時、頭ごなしにダメと言うんじゃなくて、一緒にこう考えるきっかけにできるから。
- 安いから、買うの?
- 本当に使うの?
- 今持っているもので、代わりにならない?
- 買った後も、大事にできる?
- すぐ欲しいだけ? それとも長く使いたいもの?
自分や大切な人の幸せと交換するための道具。
大事なのは、何でも我慢することじゃなくて、
自分で考えて「選ぶ」ことなんだと思います。
- その場で買わず、24時間置く
- ネットならカートに入れるだけ
- 店舗なら写真を撮るだけ
- 来週着る予定があるか考える
- 今ある服と合わせられるか考える
- 買ったら1枚手放せるか考える
- クローゼットの写真を見る
- 失敗服リストを見る
- 季節予算の残りを確認する
- 安くなくても欲しいか考える
- 誰にも見せなくても欲しいか考える
とくに大事な3つ
- 24時間置く
- 今ある服と合わせられる服を選ぶ
- 買ったら1枚手放す
物を減らして気づいたのは、「たくさん持つこと」が幸せじゃない、ということでした。むしろ「これで十分」と思えたときに、お金のことも気持ちも、すっとラクになったんです。
服を買いすぎてしまうのは、意志が弱いからじゃありません。欲しい気持ちが強い時に、その場で判断しているから、買ってしまいやすいだけ。だから必要なのは、我慢じゃなくて、ほんの少しの仕組みでした。さっきのチェックリストの中から、ひとつ試してみるだけでも、きっと変わります。
服を減らすことは、おしゃれを諦めることじゃありません。本当に着る服に、ちゃんとお金を使えるようになることです。
物を減らすことで手に入るのは、すっきりしたクローゼットだけじゃありませんでした。自分に合うものを選ぶ力、家計を守る力、そして「これで十分」と思える心の余白。そのどれもが、地味だけど、じんわり効いてくる豊かさだと思います。
だから今は、「買わない自分」を責めるんじゃなくて、「本当に大切なものを選べる自分」になっていけたらいいな、と思っています。まだまだ試着室のファッションショーに負ける日もありますけどね(笑)。
あなたのクローゼットには、「来週も着たい服」、どれくらいありますか。
今日も読んでくれて、ありがとうございました。

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