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物を減らしたら、お金の使い方まで変わった話

物を減らしたら、お金の使い方まで変わった話

クローゼットの服を思いきって減らしたら、なぜか「お金の使い方」まで変わってきました。
節約しよう、と意気込んだわけじゃないんです。物が減ったら、自分がこれまで何にお金を使ってきたかが、急にくっきり見えるようになって。
今日は、物を減らして気づいた「本当に豊かなお金の使い方」と、私がいまだに苦戦している「服の買いすぎ」を防ぐ仕組みの話です。

❧ ✿ ❧

おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。

物を減らすと、お金の使い方が見えてくる

物を減らして、いちばん驚いたこと。
それは、片づくのは家の中だけじゃなかった、ということです。手放しながら一つひとつ手に取ると、「これ、なんで買ったんだっけ?」という物のオンパレードで。過去の買い物のクセが、ぜんぶ並んで見えてくるんです。

  • 安いから、という理由だけで買ったもの
  • 「いつか使うかも」と思って、結局使わなかったもの
  • SNSや流行に影響されて、つい買ったもの
  • 子どものため、と言いながら、実は親の私が安心したくて買ったもの
  • 便利そうと思ったけれど、使いこなせなかったもの

並べてみると、ちょっと恥ずかしくなりました(笑)。でも同時に、すごく大事なことに気づいたんです。

物を減らすことは、ただの片づけじゃなくて、自分のお金の使い方を振り返る作業なんだ、と。
「お金を使わないこと」が正解じゃなかった

節約というと、つい「使わないこと」が正解みたいに思えてきます。でも、我慢ばかりの節約って、私はぜんぜん続かないんですよね。ギューッと締めて、反動でドカッと使う。その繰り返しでした。

大切なのは、使わないことじゃなくて、なんとなくの出費を減らすこと。そして、そこで浮いたお金を、自分や家族が本当に喜ぶことに使うこと。たとえば、

  • 家族で食べる、少しだけおいしいごはん
  • 子どもの経験になるお出かけ
  • 学びにつながる本
  • 健康や安心につながるもの
  • 思い出に残る時間
「使わない」よりも、「納得して使える」こと。それが、私にとっての豊かさなのかもしれません。
服の買い物で試される「選ぶ力」

その「選ぶ力」がいちばん試されるのが、私の場合、服でした。子育て中って、服を買う理由が意外とたくさんあるんですよね。

  • 仕事に着ていく服がほしい
  • 学校行事に着ていく服が、なんだかない気がする
  • 送迎や買い物にちょうどいい服がほしい
  • 体型や年齢に合う服が、少しずつ変わってきた
  • セールで安くなっていると、つい買いたくなる
  • 家事や子育てで疲れている時、服を買って少し気分を上げたくなる

だから私は、服を買う前に、自分にこう聞くようにしています。

  • 本当に必要?
  • 似た服は持っていない?
  • 長く着られる?
  • 安くなくても買いたい?
  • 誰にも見せなくても欲しい?

……と、聞くようには、しているんです。

でも正直に言うと、欲しい気持ちが強い時は、結局買ってしまうことがあります。そしてあとから、「また似たような服を買ってしまった」「買ったけど、あまり着ていない」「安かったけど、結局買いすぎた」と感じる。何度も、何度も。

どうしてだろう、と考えてみました。理由は、たぶんこんなところです。

  • 服は、買う瞬間がいちばん気持ちが盛り上がる
  • 「これを着たら、素敵な自分になれそう」と感じやすい
  • セール、限定、残りわずか、送料無料……そういう言葉に弱くなる
  • ネットショッピングは、特に危険
  • 夜のスマホショッピングは、判断力が落ちやすい
  • 欲しい気持ちがピークの時に判断するから、いくら質問しても負けやすい
夜のスマホショッピングは、財布の判断力のほうが先に寝ています。
そして頭の中では、もう試着室のファッションショーが開催中です。

そこで気づいたんです。買い物中の自分に質問するだけでは、弱い。
必要なのは、意志の強さじゃなくて、買うまでに時間を置く「仕組み」なんだ、と。

必要なのは「我慢」じゃなく「仕組み」

意志で勝とうとすると、疲れている日に必ず負けます(笑)。だから、私が試行錯誤している「仕組み」を5つ、ご紹介します。

① その場で買わない
  • ネットなら、カートに入れるだけ
  • 店舗なら、写真を撮るだけ
  • お気に入り登録だけにする
  • そして24時間置く。できれば3日
  • それでも欲しいなら、そこで検討する

コツは、「買わない」と決めないこと。「買わない」だと我慢になってつらいので、「今日は決めない」と考える。これなら不思議と続きます。

② 「来週着る予定がある?」で判断する

私がいちばん買って失敗するのは、未来の理想の自分用の服でした。

  • 痩せたら着たい
  • おしゃれなお出かけの時に着たい
  • ちゃんとした場面で、必要かも
  • いつか使えそう

でも、私の実際の毎日はこうです。

  • 仕事、家事、子どもの送迎
  • スーパー、学校行事
  • 洗濯、夕飯作り、そして寝落ち
  • ときどき、友達と外食(これは楽しみ!)

だから、こう聞くことにしました。「これは、来週の私が本当に着る?」
「いつか」じゃなくて「来週」。これだけで、かなり冷静になれます。

そしてもうひとつ、大事な物差しが「今ある服と合わせられる?」。どんなに素敵でも、手持ちの服と合わない”一点もの”は、結局クローゼットで浮いてしまうんですよね。だから、今持っている服とちゃんとコーデできる1枚かどうかも、買う前に確かめるようにしています。

③ 「買ったら1枚手放せる?」をルールにする
  • クローゼットの量が増えない
  • 本当に必要な服か、考えられる
  • 手放す服が思いつかないなら、今ある服で足りている可能性が高い
  • 「追加したい服」と「本当に必要な服」を分けられる

ただ、厳しすぎると続かないので、「すぐに捨てる」ではなく、買う前に、手放す候補を決めておくくらいの柔らかいルールにしています。

④ クローゼットの写真を1枚撮っておく

服を買いすぎる原因のひとつは、自分が何を持っているか忘れていることでした。とはいえ、手持ち服を全部書き出してリストにする……なんて、正直、子育て中の私には続きません(笑)。

そこで行き着いたのが、クローゼットや引き出しの写真を、スマホで1枚撮っておくだけ。買い物中に「あれ、似たようなの持ってたかも?」と思ったら、その写真をパッと見るだけです。書く手間もないし、更新もいらない。これなら私でも続けられました。

ちょっとしたコツは、服は畳んでしまい込まず、できるだけハンガーにかけて”見える”ようにしておくこと。ひと目で「何を持っているか」が分かるので、写真を撮らなくても重複買いを防ぎやすくなります。クローゼットを開けた瞬間に在庫が見える、自分専用のお店みたいな感じです(笑)。

もうひとつだけ、軽くておすすめなのが「失敗服リスト」。これは1回書けばずっと使えます。自分の失敗パターンを見える化しておくと、同じ失敗を繰り返しにくくなるんです。

  • 首元が詰まっている服は、結局着ない
  • アイロンが必要な服は、着ない
  • 白すぎる服は、汚れが気になって着ない
  • 袖が広がる服は、家事がしにくい
  • 丈が短いトップスは、落ち着かない
  • 靴擦れする靴は、履かない
  • 安いから買った服は、出番が少ない
⑤ 服の予算は「月」ではなく「季節」で決める

月ごとに服代を決めると、毎月「今月の分」という買う理由ができてしまいます。だから私は、春夏・秋冬の季節単位で予算を決めるようにしました。

春夏15,000円
秋冬20,000円

この予算には、トップス・ボトムス・インナー・靴下・靴・バッグなども全部ふくめます。服を単品で見ると安く感じても、季節予算で見ると「あ、もう結構使ってるな」とハッと我に返れます。

子どもに伝えたいのは「買わない力」より「選ぶ力」

物を減らすことや、服を買いすぎない工夫は、そのまま子どものお金教育にもつながると感じています。何かを欲しがった時、頭ごなしにダメと言うんじゃなくて、一緒にこう考えるきっかけにできるから。

  • 安いから、買うの?
  • 本当に使うの?
  • 今持っているもので、代わりにならない?
  • 買った後も、大事にできる?
  • すぐ欲しいだけ? それとも長く使いたいもの?
お金は、ただ減らさないためのものじゃなくて、
自分や大切な人の幸せと交換するための道具。
大事なのは、何でも我慢することじゃなくて、
自分で考えて「選ぶ」ことなんだと思います。
📝 服を買う前の実践ルール
  • その場で買わず、24時間置く
  • ネットならカートに入れるだけ
  • 店舗なら写真を撮るだけ
  • 来週着る予定があるか考える
  • 今ある服と合わせられるか考える
  • 買ったら1枚手放せるか考える
  • クローゼットの写真を見る
  • 失敗服リストを見る
  • 季節予算の残りを確認する
  • 安くなくても欲しいか考える
  • 誰にも見せなくても欲しいか考える

とくに大事な3つ

  1. 24時間置く
  2. 今ある服と合わせられる服を選ぶ
  3. 買ったら1枚手放す
まとめ:「これで十分」と思えたら、お金も心もラクになった

物を減らして気づいたのは、「たくさん持つこと」が幸せじゃない、ということでした。むしろ「これで十分」と思えたときに、お金のことも気持ちも、すっとラクになったんです。

服を買いすぎてしまうのは、意志が弱いからじゃありません。欲しい気持ちが強い時に、その場で判断しているから、買ってしまいやすいだけ。だから必要なのは、我慢じゃなくて、ほんの少しの仕組みでした。さっきのチェックリストの中から、ひとつ試してみるだけでも、きっと変わります。

服を減らすことは、おしゃれを諦めることじゃありません。本当に着る服に、ちゃんとお金を使えるようになることです。

物を減らすことで手に入るのは、すっきりしたクローゼットだけじゃありませんでした。自分に合うものを選ぶ力、家計を守る力、そして「これで十分」と思える心の余白。そのどれもが、地味だけど、じんわり効いてくる豊かさだと思います。

だから今は、「買わない自分」を責めるんじゃなくて、「本当に大切なものを選べる自分」になっていけたらいいな、と思っています。まだまだ試着室のファッションショーに負ける日もありますけどね(笑)。

あなたのクローゼットには、「来週も着たい服」、どれくらいありますか。
今日も読んでくれて、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

もうすぐ50歳。3姉妹(小3・中1・中3)のお母さん。本業は動物研究員、元ケアマネジャー。老後のお金が足りないという現実を間近で見てきたから、わが子には早いうちからお金と向き合ってほしくてこのブログを始めました。失敗しながらも、正直に綴っていきます。

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