「いまさら勉強なんて……」そう思いつつも、もうすぐ50歳の私は、ここ数年ちょこちょこ学び直しを続けています。元ケアマネジャーから今は大学の研究職にいる私ですが、子育てと仕事に追われる毎日で、自分のために学ぶ時間なんてほとんどありませんでした。
それでも「子どもたちに『勉強しなさい』と言うなら、まずは自分が学ぶ姿を見せたい」――そんな気持ちで始めた学び直しが、思いがけず家計にも、3姉妹(小3・中1・中3)にも、いい影響を与えてくれているんです。今回は、そのリアルな実感をお伝えします。
- ✓44歳ケアマネ時代に学び直しを始めたきっかけ
- ✓資格より「経験を積む」という考え方
- ✓3姉妹それぞれに起きた変化
- ✓月5,000円から始める「親の自己投資」の具体的な方法
きっかけは44歳のケアマネ時代。現場での限界を感じ、転職を真剣に考え始めたことでした。「このままでいいのか」という焦りと不安の中で、ふと気づいたんです。資格を取ることより、自分の経験の幅を広げることの方が大事なんじゃないかと。
介護現場で出会った高齢の方々の中で、生き生きしているのは決まって「何かを学び続けている人」でした。80歳を過ぎてもパソコン教室に通うお年寄り、毎朝新聞を3紙読み比べるお年寄り。そんな姿を見てきた私は、「自分も同じようでありたい」と強く思うようになりました。
資格取得にフォーカスしてしまうと、「合格すること」が目的になりがちです。でも私が本当に必要としていたのは、実践の中で使える技術と経験の積み重ねでした。
ペーパー資格より、実際に動いて身につけたスキルの方が、転職にも日常にも活きる。そう考えてから、学び方が変わりました。気になることは試してみる。読んだことを日常に取り入れてみる。そのサイクルが、いつの間にか自分の「実力」になっていきました。
自分から勉強するように
メルカリで自ら購入
自分のお小遣いで購入
親が学び始めると、子どもにも変化が出てきました。我が家で実感した3つを紹介します。
リビングで私が本を広げていると、自然と中3の長女も問題集を持ってきて隣に座るように。「ママが集中してるとやる気出る」と言われたときは、地味にうれしかったです。「勉強しなさい」と100回言うより、自分が机に向かう姿を1回見せるほうが効果的でした。
次女は「柔軟な体になりたい」という目標ができたことで、自分でストレッチの本を探してきました。「中古本で安く買えるよ」と教えると、メルカリで自分のお小遣いから購入。私が学ぶ姿を見て、「学ぶことにお金と時間を使っていい」と自然に思えるようになったみたいです。
小3の三女は、最近お小遣いで100均の脳ドリルや計算ドリルを自分で選んで買うようになりました。以前はお菓子やシールに使っていたのに、「ママみたいに本買いたい」と。学びにお金を使うって、わが家ではちょっとした文化になりつつあります。
💰 うたの月々の学び費用
次の本代へ
学び直しにかかるお金って、実はそんなに高くありません。私の場合、書籍代は月5,000円ほど。Kindleよりも紙の本の方が頭に入りやすいので、紙派です。気になった本は買う。図書館でまず試し読みしてから買うかどうか決めることもあります。
オンラインセミナーは無料のものより、少額でも有料のセミナーの方が学びへの集中度が全然違うと実感しています。「お金を払った」という意識が、しっかり学ぼうとする姿勢を作ってくれるんですよね。
一周する
直感
だけ読む
メルカリへ
本屋や図書館に行ったら、まずジャンルを決めずに一周します。そこで「なんか気になる」と惹かれた本の目次だけ読んで、面白そうなページだけ読む。全部読まなくていい、が私のルールです。
若い頃は読書習慣がまったくなかった私ですが、このやり方で今は月10冊ペースになりました。読み切れなかった本はメルカリで中古として出品すれば、次の本代にもなります。
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1
「ながら学び」を取り入れる
洗濯物をたたみながらYouTube、皿洗いしながらVoicy、寝る前の10分だけ本を読む。まとまった時間を作ろうとすると挫折するので、家事の合間の5分でもOK。「机に向かわなきゃ」という思い込みを手放すと、学びがぐっと身近になります。 -
2
完璧を目指さない
「全ページ読まなきゃ」と思うとしんどくなります。気になるところだけ読む、わからない章は飛ばす。読み終わらなかった本はメルカリで中古出品して次の本代に回す。それでOKと自分に許可を出すと、本との距離がぐっと近くなりました。 -
3
子どもに「今日学んだこと」を話す
夕食のときに「今日こんなこと知ったよ」と一言話すだけで、自分の中にも記憶として定着します。3姉妹からは「ママの話、面白いね」と言われることも増えてきました。学んだことを誰かに話すアウトプットは、最強の復習法です。
- 資格取得より「実践で積み重ねる経験」が力になる
- 書籍5,000円/月(紙の本)+少額オンラインセミナーで十分
- 本屋・図書館で一周→目次→気になるページだけ読むスタイルで月10冊
- 読み終わった本はメルカリで出品して次の本代に
- 親が学ぶ姿が、子どもの学習意欲に自然と火をつける
もうすぐ50歳の私が学び直しを続けている理由は、子どもたちのためでもあり、これからの自分の人生のためでもあります。親が学ぶ姿は、何よりの教育。高い習い事を増やす前に、まずはママ自身が本屋を一周してみませんか?月5,000円の自己投資が、家族みんなの未来を変えてくれるかもしれません。

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