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お金の学び「稼げるのに、貯まらない。」

明るいリビングのテーブルに置かれたクレジットカードとスマートフォン

資格を持っていて、収入もそこそこあって、実家暮らし。

それなのに、お金が残らない。

そんな話を聞いて、私はしばらく言葉が出ませんでした。そして、なぜか娘の顔が浮かんだんです。

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おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。

目次

資格は、足場だと思っています

長女は今、中3。商業高校を目指しています。

簿記や情報処理の資格を取って、手に職をつけて働く。そういう道です。

私自身も、ケアマネジャーの資格で働いてきました。

ただ、「資格さえあれば稼げる」とは思っていません。資格は、そこから始めるためのきっかけであり、足場のようなもの。持っているだけで何かを保証してくれる保険ではない、という感覚です。

それでも、足場があるのは強い。だから娘の選択を、いい選択だと思ってきました。

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条件はそろっているのに、貯まらない

その気持ちが少し揺れる話を、最近聞きました。

20代の知人の話です。

資格を持っていて、収入もそこそこいい。実家暮らし。

条件だけ並べたら、お金が貯まらない理由が、ひとつも見当たりません。

でも、貯まらないんだそうです。

支払いは、現金かクレジットカード。リボ払いは使っていない。
毎月、貯金もしている。
好きなものを応援するのに、お金を使っている。
ただ、何にいくら使ったかは分からない。
月々の請求額を見て、そのたびにショックを受ける。
足りない分は、貯金から埋める。

浪費家には、見えないんです

私が驚いたのは、この人がまったく浪費家に見えないことでした。

リボ払いには手を出していない。貯金だってしている。好きなものにお金を使うのは、悪いことでもなんでもありません。

ただひとつ、「自分が何にいくら使っているか」を知らない。それだけなんです。

それだけで、収入がいくらあっても手元に残らない。

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とはいえ、私も人のことは言えません

7月に、家計管理の記事を書きました。あの中で正直に書いたのですが、以前の私はレシートを財布にためたまま「たぶん大丈夫」と思っていて、あとから来る請求額に焦っていました。

やっていること、まったく同じです(笑)

違うのは、私はたまたま途中で気づいて、仕組みのほうを変えたというだけ。誰かに教わったわけでもなく、30代半ばになってから、自分で調べて、失敗しながら覚えました。

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現金とPayPayは、その場で減る

そういえば、通っている美容室で聞いた話を思い出しました。

お客さんの支払いは、現金かPayPayがほとんどなんだそうです。クレジットカードの人は、まだ少ないと。

現金もPayPayも、払った瞬間に減ります。財布が薄くなるし、残高も目の前で減っていく。

クレジットカードは、減るのが1か月後です。

つまり、使いすぎているというより、使ったことを覚えていられないんだと思います。

わが家が生活費をプリペイドカードに移したのも、結局そこでした。意志が強くなったわけではありません。その場で減る仕組みに、変えただけです。

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それで、娘の顔が浮かびました

その知人は、ちゃんと学校を出て、勉強して、資格まで取った人です。

学校でやることは、全部やってきた。

それでも、お金の使い方だけは、誰からも教わっていない。

……当たり前ですよね。学校で習わないんですから。

気になって、調べてみました。

お金の教育を受けたことがある、と答えた人は、全体で8.7%。

10人に1人もいません。(金融経済教育推進機構「金融リテラシー調査」2025年/全国18〜79歳・3万人が対象。2022年の調査からも、ほとんど変わっていないそうです)

知人が特別なわけじゃない。私が特別だったわけでもない。ただ、ほとんどの人が、習っていないだけなんです。

資格は、働く足場をくれる。でも、お金との付き合い方までは教えてくれない。

方向は正反対なのに、似ている

じゃあ私は、娘に教えられているんだろうか。

お小遣いの仕組みは作りました。中3の長女には、プリペイドカードも渡しました。

でも、先月ブログに書いたばかりです。長女は「貯めるのは得意だけれど、使えない」子だと。

知人は、稼げるけれど、把握できていない人。

うちの長女は、貯められるけれど、使えない子。

方向は正反対なのに、どちらも「お金と会話ができていない」という点では、似ているのかもしれません。

そう考えたら、ちょっと背筋が伸びました。

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娘に、届いているだろうか

商業高校に行って、資格を取って、就職する。

その道を、私はこれからも応援します。

ただ、こわいのは、その先でした。

あの知人も、家でお金のことを言われた経験は、きっとあるはずです。

それでも今、月々の請求額を見て、そのたびにショックを受けている。

伝えたことが、届いているとは限らない。

うちがこれまでやってきたことも、娘に届いているかどうかは、正直まだ分かりません。

娘が家を出るまでに、あと何回、お金の話ができるでしょうか。

数えてみたら、思っていたより少なくて、少し焦りました。

みなさんのお家では、お金の使い方を、どんなふうに伝えていますか。

私も、まだ手探りです。

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この記事を書いた人

もうすぐ50歳。3姉妹(小3・中1・中3)のお母さん。本業は動物研究員、元ケアマネジャー。老後のお金が足りないという現実を間近で見てきたから、わが子には早いうちからお金と向き合ってほしくてこのブログを始めました。失敗しながらも、正直に綴っていきます。

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