おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。
少し前に、こんな記事を書きました。
テニスの試合帰り、後部座席から長女の声が聞こえてきた。「才能ないんだよね、ほかの子の方が全然上手くて」。どきっとしたけれど、私は何も言えなかった、という話です。
あの記事を書いてから、ずっと気になっていたことがあります。
「才能がない」という言葉は、どこから来たんだろう、と。
それで久しぶりに、『マインドセット』という本を読み返しました。スタンフォード大学の心理学者、キャロル・ドゥエックという方が書いた本です。
📚 今回読み返した本
マインドセット「やればできる!」の研究
キャロル・S・ドゥエック 著 / 草思社
「才能は生まれつき」という思い込みを手放すと、子どもも大人も驚くほど変われる。スタンフォード大学の研究者が30年かけて解き明かした「成長思考」の力。
📖 この本が教えてくれること
人の思考パターンは、大きく2つに分けられます。
ひとつは「固定思考」。才能や能力は生まれつきのもので、変えられないという考え方です。だから失敗を恐れる。うまくいかないと「自分には向いていない」と感じやすい。
もうひとつは「成長思考」。能力は努力によって伸ばせるという考え方です。失敗しても「まだ途中」と思える。うまくいかないことが、次へのヒントになる。
長女の「才能がない」は、固定思考から出てきた言葉だったのかもしれない。
そう思ったとき、少し胸が痛くなりました。
でも同時に、気づいたこともあって。
「才能がない」と言いながらも、長女はテニスをやめていません。次女と庭で打っているし、先週も家族でコートに行きました。辞めると言わない。ただ楽しんでいる。
もしかしたら、あの言葉は固定思考というより、ただその日の気持ちを吐き出しただけだったのかもしれない。子どもの言葉をすぐに「固定思考だ」と分類しようとしたのは、私の方だったかもしれません。
この本を読んで、一番ハッとしたのは実は別のところで。
親が「頭いいね」「センスあるね」と才能を褒めると、
子どもは固定思考になりやすい。
「よく頑張ったね」「工夫したね」と
努力のプロセスを褒めると、成長思考が育つ。
私は長女に、どちらを言ってきただろう。
「うまいね」と言っていたか。「練習してたもんね」と言っていたか。
正直、あまり自信がありません。
答えは出ていませんが、この本を読んでから、子どもへの声かけを少し意識するようになりました。結果より、そこまでの過程に目を向けること。うまくいかなかったときも、「そうか、難しかったね」と一緒に立ち止まること。
長女の「才能がない」という言葉の意味は、まだわかりません。でもあの一言が、私にこの本を読み直させてくれました。
子どもに教わることって、まだまだあるものです。
あなたは、お子さんをどんな言葉で褒めていますか。

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