MENU

娘の引退試合に、間に合わなかった日

娘の引退試合に、間に合わなかった日

娘の引退試合に、間に合いませんでした。

会場に着いたとき、試合はもう終わっていました。

働きながら子育てして14年。そんな私の、ある平日の話です。

❧ ✿ ❧

おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。

先日、中3の長女の中体連がありました。

テニス部として最後の大会。つまり、引退試合です。

ところが今年は、天候が不安定で。

個人戦も団体戦も延期になり、日程はずれこんで、平日開催になりました。

平日。

ワーママにとって、この二文字の重さよ……。

仕事の調整はつかず、当日の送迎は、ママ友が「一緒に乗せていくよ」と申し出てくれました。

本当に、ありがたかった。

「休んでいいよ」と言われたのに

職場の人は、言ってくれたんです。

「休んでいいよ」

その言葉が、どれだけありがたかったか。

悩むうたでも、同時に思ってしまうんです。

私が休めば、その分の仕事は、誰かのところへいく。

いつも助けてもらってばかりなのに、また甘えていいんだろうか。

……結局、休みませんでした。

代わりに選んだのは、第3の道。

午前中に仕事を全部終わらせて、昼から駆けつける。

その日の午前中の私、たぶん人生でいちばん仕事が速かったと思います(笑)

会場に着いたら、終わっていた

仕事を終えて、速攻で会場へ向かいました。

でも。

着いたときには、娘の試合はもう終わっていました。

あとから聞いた話では、2回戦の相手は、のちに優勝した学校。

接戦の末に、敗れたそうです。

部員のみんなは、悔し涙を流していたと聞きました。

接戦だったこと。

悔しくて泣けるほど、本気だったこと。

その瞬間を、私は見ていません。

娘の部活の3年間は、私のいない場所で終わっていました。

これって、ワーママあるあるですよね

帰り道、いろんな気持ちがぐるぐるしていました。

「休んでいいよ」と言われて、素直に休める人でありたかった。

でも、自分が抜けた分のしわ寄せがどこへいくのか分かっていると、甘えられない。

行けたのに、行かなかったのか。

行けなかったのか。

たぶん、どちらでもあるんです。

仕事を選んだんじゃない。でも、娘だけを選ぶこともできなかった。

この葛藤、働くお母さんなら、覚えがあるんじゃないでしょうか。

それでも、と思う

でも、家に帰ってから思ったんです。

送迎を引き受けてくれたママ友がいた。

「休んでいいよ」と言ってくれる職場の人がいた。

私はひとりで綱渡りをしているつもりだったけれど、実はたくさんの人に支えられていました。

微笑むうたそして娘は、母がいなくても、最後まで戦って、仲間と泣いて、自分の3年間をちゃんと締めくくってきました。

それはそれで、成長の証なのだと思います。

最後の試合は、見られなかった。

でも、この3年間をいちばん近くで見てきたのは、たぶん私です。

朝の送り出しも、疲れて帰ってきた顔も、ラケットを握り始めた頃の小さな背中も。

だから今回は、これでよかったことにします。

……いや、ほんとはちょっと悔しいですけどね(笑)

ちなみにこの数日後、娘たちは「3年生だけのお疲れ会」を計画するのですが——それはまた、別のお話。

「休んでいいよ」を、素直に受け取れないことはありませんか。

あなたの「間に合わなかった日」も、よかったら聞かせてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

もうすぐ50歳。3姉妹(小3・中1・中3)のお母さん。本業は動物研究員、元ケアマネジャー。老後のお金が足りないという現実を間近で見てきたから、わが子には早いうちからお金と向き合ってほしくてこのブログを始めました。失敗しながらも、正直に綴っていきます。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次