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塾なしの夏、娘を動かしたのは私ではなく妹でした

図書館の自習室に並んだ2人ぶんの机と問題集

夏休みが、もうすぐ終わります。

塾に行かせない、と決めた夏でした。

この夏、私がやったことを数えてみたら——車を出すことだけでした。

❧ ✿ ❧

おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。

目次

7月に、3つだけ決めました

7月、長女の模試の判定はCでした。

夏期講習の相場は6万〜20万円。迷った末に、わが家は塾に行かせないことを選びました

そのとき、立派な計画表は作りませんでした。決めたのは3つだけです。

① 今の実力を知る(志望校まであと何点、どの教科のどの単元で取るか)
② 毎日やる最低ラインを、娘自身が決める
③ 夏休みの途中で、もう一度確認する(計画通りかではなく、できる問題が増えたかを見る)

そして、いちばん大事にしたのがこれでした。

3つとも、親が決めない。

さて、この夏はどうだったか。正直に書きます。

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①はできました。でも、その先で止まりました

①は、できました。

7月の実力テストの結果を見て、どの単元でつまずいているかは、はっきり分かったんです。範囲が見えた。

そして、その問題は解けるようになりました。

ここまでは順調でした。

でも。

問題が変わると、解けない。

同じ単元なのに、聞かれ方が変わると手が止まる。数字が違うだけで、別の問題に見えてしまう。

これは、正直まったく想定していませんでした。

「できるようになった」と思っていたのは、その問題が解けるようになっただけだったんですね。

三者面談で、先生に言われたこと

夏休みの始めに、三者面談がありました。

担任の先生に言われたのは、こういうことでした。

商業に行くなら、国・数・社・英の点数を、もう少し上げましょう。

4教科。もう少し。

具体的なようでいて、聞いたあとに少し途方に暮れる言葉でもありました。どこから手をつければいいんだろう、と。

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そして私は、点数で怒りました

8月に入って、模試の結果が返ってきました。

見ました。

……悪かったです。

怒りました。点数そのものというより、そこに至るまでのことにです。勉強がやったりやらなかったり。緊迫感がない。もうちょっと危機感を持ってほしい。

そういうことを、言いました。

ここで、正直に書いておかないといけないことがあります。

7月の私は、ルール③で「計画通りにできているかではなく、できる問題が少しでも増えたかを見る」と決めていました。

自分で決めたルールを、自分で破りました。

しかも、そのことを娘に謝ってもいません。説明もしていません。

書いていて、なかなかかっこ悪いなと思います。

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でも、あの子を動かしたのは私ではありませんでした

夏休みの後半、娘たちは近所の図書館の自習室に通うようになりました。朝から夕方までです。

始めたのは、長女ではありません。

中1の次女でした。夏休みの宿題と、休み明けのテスト勉強をしたいから、と。

そして「集中できた」という話を聞いた長女が、「私も一緒に行きたい」と言い出したんです。

図書館だけではありません。ファミレスで勉強してみたり、自分たちでやりやすい方法を探していました。

それがいつからだったか、私は正直、はっきり覚えていません。

私が怒る前だったのか、あとだったのか。それすら曖昧です。

だから「私が怒ったから動いた」とは、言えないんです。

それに、思い当たることはもうひとつあります。

この夏、商業科と普通科、両方の体験入学に行きました。行きたい学校が絞れたことで、「がんばろう」という気持ちが高まったように見えます。

妹に誘われたのか。学校を見たからなのか。それとも私が怒ったからなのか。

——どれが効いたのか、母には分かりません。

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私がしたのは、送迎でした

じゃあ、この夏の私は何をしたのか。

図書館へ送って、迎えに行く。ファミレスで勉強すると言えば、そこへも。

それだけです。

7月の記事で、私はこう書いていました。

私は勉強を教えられません。でも、「一緒に考える人」と
「続けるのを支える人」には、なれると思うのです。

本当に、それだけの夏になりました。

いや、正確に言うと「一緒に考える人」ですらなかったかもしれません。考えて、方法を探して、決めていたのは、あの子たちのほうでしたから。

私は、車を出しただけです。

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結局、塾には行きませんでした

6万〜20万円は、払わずに済みました。

でも、「だから塾はいらない」と言うつもりはまったくありません。

うちの子には、たまたまこの形が合っただけです。人に決められた計画は続かないけれど、自分で決めたことはコツコツ続けられる。そういうタイプの子でした。

塾のほうが合う子は、絶対にいると思います。

8月23日に、次の模試があります。夏休み明けすぐには、学校の課題テストも。

この夏の答え合わせは、これからです。

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7月に、私はこう書いて記事を終えていました。「この選択が正解だったかは、秋になっても、たぶん分かりません」と。

いまも、その通りだと思っています。

ただ、ひとつだけ分かったことがあります。

親の影響は、親が思っているより小さいのかもしれない。

私が何時間悩んで決めたルールより、妹の「集中できたよ」のひとことのほうが、あの子を動かしました。

少し寂しいような、でも、ちょっとほっとするような。

みなさんの家では、この夏はどんな感じでしたか。

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この記事を書いた人

もうすぐ50歳。3姉妹(小3・中1・中3)のお母さん。本業は動物研究員、元ケアマネジャー。老後のお金が足りないという現実を間近で見てきたから、わが子には早いうちからお金と向き合ってほしくてこのブログを始めました。失敗しながらも、正直に綴っていきます。

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