中3の夏期講習、相場は6万〜20万円だそうです。
わが家は、行かせないことに決めました。
でも「じゃあ家で何をすればいいのか」——その正解は、母にも分かりません。
おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。
受験生の夏は、勝負の分かれ目だそうです。
長女は今、商業高校を第一志望に、塾なしで受験に向かっています。
模試の判定は、C。
正直に言うと、不安です。
この時期、「夏期講習」の文字を見かけるたびに、心が揺れます。
6万円。10万円。20万円。
払えば安心が手に入るなら、払いたい気もする。
でも、よく考えると分からなくなるのです。
そのお金で買えるのは「安心」なのか、それとも「安心した気分」なのか。
娘自身はどうしたいのか。親としてどこまで関わるべきなのか。
迷いながら、それでもわが家は「塾に任せない夏」を選びました。
先に言っておくと、「お金を払わないこと」が目的ではありません。
払う前に、娘に本当に必要なのかを考えたい。それだけです。
ちなみに調べてみると、中3で塾に通っていない子は、10人に4人ほどいるそうです。
(ベネッセの調査では中3の通塾率は約6割。文部科学省の調査でも、公立中学生の約3人に1人は塾代が0円でした)
塾なしは、思っていたほど少数派ではありませんでした。
……それでも、周りから夏期講習の話が聞こえてくると、不安になるものですけれど(笑)
分からないなりに、娘と話して決めたことがあります。
立派な計画表は、作りません。決めるのは3つだけです。
① 今の実力を知る
模試や学校のテストを見直して、「何ができていないか」を確認する。全部をやり直そうとしない。
具体的には——◯◯商業まで、あと何点必要なのか。その点数を、どの教科の、どの単元で取りにいくのか。ここまで落とし込む。
② 毎日やる最低ラインを、娘自身が決める
「1日5時間!」のような立派な計画より、「数学30分+英語30分」「ワーク◯ページ」など、続けられる量を本人が決める。
③ 夏休みの途中で、もう一度確認する
計画通りにできているかではなく、「できる問題が少しでも増えたか」を見る。必要なら、その時点でやり方を変える。
ポイントは、3つとも「親が決めない」ことです。
それと、自分に言い聞かせていることが、もうひとつ。
C判定のまま「とりあえず家で勉強する」だけでは、正直、危ない。
だからルール①で、「あと何点を、どの教科で」まで見えるようにする。
そこまで見えれば、夏期講習が本当に必要かどうかも、見えてくるはずです。
もし「必要だ」と分かったら、そのときはお金の出番。
「払わない」と意地を張ることが、目的ではないのですから。
長女は、納得してから動くタイプです。
人に決められた計画は続かない。でも、自分で決めたことは、コツコツ続けられる。
それをこの1年、部活でも勉強でも見てきました。
だから親が「この夏はこれをやりなさい」と決めるより、
「◯◯商業に行きたいなら、この夏どうする?」
と一緒に考えて、本人が決めたことを続けられるように支える。
その方が、あの子には合っている気がしています。
私は勉強を教えられません。
でも、「一緒に考える人」と「続けるのを支える人」には、なれると思うのです。
それと、お金をかけない代わりに、動ける足は使うことにしました。
この夏は、いくつかの高校の体験入学に行く予定です。
「どこを受けるか」を偏差値表の上で決めるのではなく、娘自身の目で見て決めてほしいから。
そして夏休みの始めには、中学校の三者面談があります。
そこで先生に聞こうと決めていることが、これです。
三者面談で先生に聞くことリスト
・今の成績で、◯◯商業はどのくらいの位置にいるか
・内申点で、今から意識すべきことは何か
・過去に、同じくらいの成績から合格した生徒はいるか
・候補にしている3つの高校について、先生から見た娘との相性
・私立の併願は、どう組むのが現実的か
・次の模試や実力テストで、どのくらいを目標にすればよいか
・◯◯商業を第一志望にするなら、今の娘に一番足りないものは何か
塾に行けば、こういう情報はプロが揃えてくれるのかもしれません。
塾に任せないなら、親は「お金」の代わりに「足と質問」を出す。
それがわが家の、この夏のやり方です。
この選択が正解だったかは、秋になっても、たぶん分かりません。
合格しても「塾に行っていればもっと楽だったかも」と思うかもしれないし、その逆かもしれない。
それでも、「自分で決めて、自分でやってみた夏」は、どんな結果でもあの子の中に残ると思っています。
同じように、塾なしの夏に不安を抱えている親御さん。
正解が分からないのは、うちも同じです。
一緒に、迷いながらやっていきましょう。

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