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「お小遣いで買うのはもったいない」と言った三女が、見つけたもの

マグカップで作った温泉たまご・オムライス・スポンジケーキが並んだ食卓

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夏休みのある日、小3の三女がこう言いました。

「お小遣いで買うのはもったいない」

お腹が空いていた三女が選んだのは、買うことではなく、自分で作ることでした。

そしてその先で、「将来はお店を出したい」と言い出しました。

❧ ✿ ❧

おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。

今日は、お腹が空いた小3の娘が、商売を始めたいと言い出すまでの話です。

目次

きっかけ:お腹が空いた。でも、お小遣いで買うのはもったいない

夏休み。お腹が空いて、何か食べたくなった三女。

買いに行けば、すぐに食べられます。でも三女は、こう言いました。

「お小遣いで買うのはもったいない」

三女は、お小遣いをもらうとすぐに使ってしまうタイプです。前にそのことを記事にも書きました。

その三女が、買わずに、自分で作ろうと考えたのです。

ガスは使えない。だから電子レンジで作ってみた

ただ、わが家には約束があります。

親がいないときは、ガスを使わない。

この約束には、きっかけがありました。前に三女が、ひとりでこっそりガスを使ったことがあったのです。そのときの理由も「おなかすいてたから」でした。

▶ そのときの話はこちら
三女がこっそりガスを使っていた。怒っても、また繰り返した。

今回の三女は、約束を破りませんでした。

ガスがだめなら、電子レンジで作ればいい。

そうして三女が考えたのが、この3つです。

マグカップで作る温泉たまご。オムライス。スポンジケーキ。全部、電子レンジで作る卵料理です。

同じ「お腹が空いた」から始まって、今度は約束を守ったまま、自分で道を見つけていました。

※電子レンジで卵を加熱すると、破裂してやけどをすることがあります。お子さんが作るときは、作り方を一緒に確認してみてください。

「おいしい」が「食べてほしい」になり、「お店を出したい」になった

作ったら、まず自分で味見。おいしかったそうです。

すると三女は、家族にも食べてもらいたくなりました。

作った卵料理で、家族をもてなしてくれました。

温泉たまごには、夫と長女と次女は天つゆを、私はポン酢をかけました。

水を入れて作っているので、ぷるぷる。これが本当においしくて、家族みんなで驚きました。

❧ ✿ ❧

ここで終わらないのが、三女です。

今度は、もっといろんな人に喜んでもらいたくなったようです。

「将来の仕事は、卵料理を出すカフェを出そうと思う。キッチンカーでもいいよね」

「おいしい」が「食べてほしい」になり、「喜んでほしい」が「お店を出したい」になっていました。

そういえば長女も、前に「家族でお店をやりたい」と言ったことがあります。そのとき「パティシエは、お菓子作りが好きな末っ子にお願いしようかな」と話していました。

その末っ子が、今度は自分のお店を考え始めたわけです。

解決のヒント:長女が買ってきた『ズッコケ株式会社』と同じ順番だった

「おもしろそう」

そう返しながら、私はある本を思い出していました。

長女が買ってきた『うわさのズッコケ株式会社』です。私も読んで、面白かった一冊です。

ズッコケ三人組が、お弁当の会社を作る物語。三人組は、こんな順番で商売を進めていました。

① 売れそうな商品を考える
② 商品を安く仕入れる
③ 釣り客がいる場所へ運ぶ
④ 利益が出る値段で売る

気づいたら、私も三女に同じような話をしていました。

「キッチンカーで始めるなら、いきなりお店を構えるよりコストがかからないから良さそうね」

「自宅で作ってネットで売る方法もあるよ。最初のうちはそっちの方が準備が少なくて済むかもしれない」

「卵はどうする?鶏を飼って、その卵を使う?市販の卵?」

「一人暮らしの人や、料理をする時間がない人が好きそうな、時短の卵料理もいいね」

急に、マーケティングの話です(笑)

(あとで調べたら、料理を売るには保健所の許可がいるとわかりました。家の台所のままでは売れないそうです。親のほうが知らないことだらけです)

三女の答えは、これでした。

「にわとりは買えるの?」

「買えるよ」

「じゃ、飼おう」

迷いがありません(笑)

値段の話は、していません。

二人で想像したのは、卵料理をどんな形でお客さんに届けられるか、でした。三人組の順番でいえば、④はまだ先の話です。

📕 本
うわさのズッコケ株式会社
那須正幹 作・前川かずお 絵(ポプラ社)
ズッコケ三人組が、お弁当の会社を作る物語。売れそうな商品を考えて、安く仕入れて、お客さんのいる場所へ運ぶ。商売の順番が、お話を楽しみながら自然に入ってきます。長女が自分で買ってきて、私も読みました。
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小3の三女が持っていた3つの力

振り返ってみると、三女は誰にも言われずに、ここまで来ていました。

①行動力:お腹が空いたら、自分で作る

買えば早いのに、作るほうを選びました。

②想像力:ガスがだめなら、電子レンジで

できないことがあっても、できる方法を探しました。お客さんにどう届けるかも、自分で思い描いていました。

③創作意欲:食べてもらいたくて、メニューを考える

温泉たまご、オムライス、スポンジケーキ。自分で考えて、家族に出すところまでやりました。

挑戦したから、自分の好きなことが見つかった。

禁止されていることがあっても、そこで止まりませんでした。やってみたから、好きなことに気づけたのだと思います。

まとめ:お小遣いを使わなかった三女が、お店を考え始めた

今回、三女はお金を使っていません。

材料は、家にあったものです(笑)

お小遣いは使わずに、作るほうを選びました。そして作ったものが、家族を喜ばせました。

その先で三女が考え始めたのは、お店のことです。

お小遣いを「使う側」だった三女が、お店を「開く側」のことを考え始めていました。

三女との会話の前に、私は『いま君に伝えたいお金の話』を読んでいました。この本は、お金を貯めることや使うことだけでなく、稼ぐことまで子どもに語りかけています。

でも、三女の出発点はお金ではありませんでした。

「おいしい」を、誰かに食べてもらいたい。そこから始まっていました。

三女が見つけたのは、お店より先に、作る楽しさと、おいしいと言ってもらえるうれしさでした。

それがあったから、もっといろんな人に食べてもらいたくなったのだと思います。

❧ ✿ ❧

卵のカフェが本当にできるかどうかは、わかりません。

それでも、お腹が空いた日の小さな挑戦が、好きなことを見つけるきっかけになりました。

あなたのお子さんは、最近どんな「やってみたい」を話してくれましたか。

この記事で気づいたこと
  • お小遣いを使わなかった三女は、お店を「開く側」のことを考え始めた
  • 禁止されていることがあっても、できる方法を探せば道はある
  • 挑戦したから、作る楽しさと、おいしいと言ってもらえるうれしさを見つけた

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📕 本
子どもにもなれる社長 いますぐ知りたい会社づくりのしくみ
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この記事を書いた人

もうすぐ50歳。3姉妹(小3・中1・中3)のお母さん。本業は大学の技術職、元ケアマネジャー。老後のお金が足りないという現実を間近で見てきたから、わが子には早いうちからお金と向き合ってほしくてこのブログを始めました。失敗しながらも、正直に綴っていきます。

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