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夏休みのある日、小3の三女がこう言いました。
「お小遣いで買うのはもったいない」
お腹が空いていた三女が選んだのは、買うことではなく、自分で作ることでした。
そしてその先で、「将来はお店を出したい」と言い出しました。
おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。
今日は、お腹が空いた小3の娘が、商売を始めたいと言い出すまでの話です。
きっかけ:お腹が空いた。でも、お小遣いで買うのはもったいない
夏休み。お腹が空いて、何か食べたくなった三女。
買いに行けば、すぐに食べられます。でも三女は、こう言いました。
「お小遣いで買うのはもったいない」
三女は、お小遣いをもらうとすぐに使ってしまうタイプです。前にそのことを記事にも書きました。
その三女が、買わずに、自分で作ろうと考えたのです。
ガスは使えない。だから電子レンジで作ってみた
ただ、わが家には約束があります。
親がいないときは、ガスを使わない。
この約束には、きっかけがありました。前に三女が、ひとりでこっそりガスを使ったことがあったのです。そのときの理由も「おなかすいてたから」でした。
今回の三女は、約束を破りませんでした。
ガスがだめなら、電子レンジで作ればいい。
そうして三女が考えたのが、この3つです。
マグカップで作る温泉たまご。オムライス。スポンジケーキ。全部、電子レンジで作る卵料理です。
同じ「お腹が空いた」から始まって、今度は約束を守ったまま、自分で道を見つけていました。
※電子レンジで卵を加熱すると、破裂してやけどをすることがあります。お子さんが作るときは、作り方を一緒に確認してみてください。
「おいしい」が「食べてほしい」になり、「お店を出したい」になった
作ったら、まず自分で味見。おいしかったそうです。
すると三女は、家族にも食べてもらいたくなりました。
作った卵料理で、家族をもてなしてくれました。
温泉たまごには、夫と長女と次女は天つゆを、私はポン酢をかけました。
水を入れて作っているので、ぷるぷる。これが本当においしくて、家族みんなで驚きました。
ここで終わらないのが、三女です。
今度は、もっといろんな人に喜んでもらいたくなったようです。
「将来の仕事は、卵料理を出すカフェを出そうと思う。キッチンカーでもいいよね」
「おいしい」が「食べてほしい」になり、「喜んでほしい」が「お店を出したい」になっていました。
そういえば長女も、前に「家族でお店をやりたい」と言ったことがあります。そのとき「パティシエは、お菓子作りが好きな末っ子にお願いしようかな」と話していました。
その末っ子が、今度は自分のお店を考え始めたわけです。
解決のヒント:長女が買ってきた『ズッコケ株式会社』と同じ順番だった
「おもしろそう」
そう返しながら、私はある本を思い出していました。
長女が買ってきた『うわさのズッコケ株式会社』です。私も読んで、面白かった一冊です。
ズッコケ三人組が、お弁当の会社を作る物語。三人組は、こんな順番で商売を進めていました。
ズッコケ三人組の商売の順番
① 売れそうな商品を考える
② 商品を安く仕入れる
③ 釣り客がいる場所へ運ぶ
④ 利益が出る値段で売る
気づいたら、私も三女に同じような話をしていました。
「キッチンカーで始めるなら、いきなりお店を構えるよりコストがかからないから良さそうね」
「自宅で作ってネットで売る方法もあるよ。最初のうちはそっちの方が準備が少なくて済むかもしれない」
「卵はどうする?鶏を飼って、その卵を使う?市販の卵?」
「一人暮らしの人や、料理をする時間がない人が好きそうな、時短の卵料理もいいね」
急に、マーケティングの話です(笑)
(あとで調べたら、料理を売るには保健所の許可がいるとわかりました。家の台所のままでは売れないそうです。親のほうが知らないことだらけです)
三女の答えは、これでした。
「にわとりは買えるの?」
「買えるよ」
「じゃ、飼おう」
迷いがありません(笑)
値段の話は、していません。
二人で想像したのは、卵料理をどんな形でお客さんに届けられるか、でした。三人組の順番でいえば、④はまだ先の話です。
小3の三女が持っていた3つの力
振り返ってみると、三女は誰にも言われずに、ここまで来ていました。
①行動力:お腹が空いたら、自分で作る
買えば早いのに、作るほうを選びました。
②想像力:ガスがだめなら、電子レンジで
できないことがあっても、できる方法を探しました。お客さんにどう届けるかも、自分で思い描いていました。
③創作意欲:食べてもらいたくて、メニューを考える
温泉たまご、オムライス、スポンジケーキ。自分で考えて、家族に出すところまでやりました。
挑戦したから、自分の好きなことが見つかった。
禁止されていることがあっても、そこで止まりませんでした。やってみたから、好きなことに気づけたのだと思います。
まとめ:お小遣いを使わなかった三女が、お店を考え始めた
今回、三女はお金を使っていません。
材料は、家にあったものです(笑)
お小遣いは使わずに、作るほうを選びました。そして作ったものが、家族を喜ばせました。
その先で三女が考え始めたのは、お店のことです。
お小遣いを「使う側」だった三女が、お店を「開く側」のことを考え始めていました。
三女との会話の前に、私は『いま君に伝えたいお金の話』を読んでいました。この本は、お金を貯めることや使うことだけでなく、稼ぐことまで子どもに語りかけています。
でも、三女の出発点はお金ではありませんでした。
「おいしい」を、誰かに食べてもらいたい。そこから始まっていました。
三女が見つけたのは、お店より先に、作る楽しさと、おいしいと言ってもらえるうれしさでした。
それがあったから、もっといろんな人に食べてもらいたくなったのだと思います。
卵のカフェが本当にできるかどうかは、わかりません。
それでも、お腹が空いた日の小さな挑戦が、好きなことを見つけるきっかけになりました。
あなたのお子さんは、最近どんな「やってみたい」を話してくれましたか。
- お小遣いを使わなかった三女は、お店を「開く側」のことを考え始めた
- 禁止されていることがあっても、できる方法を探せば道はある
- 挑戦したから、作る楽しさと、おいしいと言ってもらえるうれしさを見つけた
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