「老齢年金の見込額(年額) 約136万円」
50歳の年に届いた、ねんきん定期便。はがきのこの数字を見て、ため息が出ました。
おはようございます。うたです。中3・中1・小3の娘3人を育てています。
今日は、はじめて自分の年金の見込額をちゃんと見て、考えたことの話です。
約29年働いて、年金の見込額は年136万円だった
ねんきん定期便は、50歳を境に中身が変わります。50歳以上の人のはがきには、将来の年金の見込額が書かれています。
私のはがきには、こうありました。
これまでの年金加入期間 347か月
老齢年金の見込額(年額) 約136万円
月にすると、約11万3千円です。
介護の現場で5年、ケアマネジャーとして16年。そのあと、今の職場へ。3人の娘を育てながら、ずっと働いてきました。
正直、少ないなと思いました。
問題の本質:はがきの金額は「そのままもらえる額」ではなかった。3つの理由
しかも調べてみると、この金額がそのまま手元に入るわけではありませんでした。
①「60歳まで、今と同じ働き方が続いたら」の見込みだった
50歳以上のはがきの見込額は、今入っている年金に、60歳まで同じ条件で入り続けたと仮定して計算されています。
働き方や収入が変われば、この金額も変わります。
②受け取るときも、保険料は引かれる
はがきの金額は、引かれる前の金額です。
年金を受け取り始めてからも、介護保険料や健康保険料は払い続けます。多くの場合、年金から天引きされます。税金がかかるかどうかは、年金を含めた収入の合計で変わるそうです。
③物価や制度は、これからも変わる
年金の金額は、物価や賃金に合わせて、毎年度見直されます。はがきの金額は、今の水準で計算したものです。
物価がこれだけ上がっている今、同じ金額で、同じ暮らしができるとは限りません。
はがきの数字は、「もらえる額」ではなく「目安」でした。
介護の現場で見てきた「月11万円」と、同じ数字だった
この数字を見て、思い出したことがあります。
以前の記事で、ケアマネとして見てきた現実を書きました。そこに載せた目安は、夫婦2人の年金を合わせて、月約11万円。年金が少なく、貯金も多くない家では、必要な介護サービスがあっても「払える範囲でしか使えない」。そんな暮らしでした。
私の見込額は、私ひとりで、月11万円ほどです。
3人の子どもを育てながら仕事をして、家族にも負担をかけながら、頑張ってきました。それでも、この金額なんだ、と思いました。
贅沢はできないけれど、暮らしていくことはできる金額だと思います。
でも、もし施設に入ることになったら、足りるだろうか。
物価が上がり続けていることも、気になっています。
解決のヒント:だから、年金は少なく見積もることにした
はがきの金額は目安で、しかも引かれる前の数字です。
だったら、実際に受け取る額は、少なめに見積もっておいたほうがいい。私はそう決めました。
このことは、家族にも話しました。
そして、もうひとつ思ったことがあります。
iDeCoやNISAを、少額でも続けていてよかった。
大きな金額ではありません。
でも、年金に月数万円でもプラスできるだけで、だいぶ違います。
NISAを始めたときのことは、家族でNISAを始めて気づいたことに書いています。
まとめ:年金の数字を知ったら、足りない分が見えてきた
約29年働いて、見込額は年136万円。そこから、保険料などが引かれます。
ため息は出ました。でも、数字が分かったから、少なく見積もることも、今の積立を続ける理由も、はっきりしました。
6月の記事で、「年金の見込額は、ねんきんネットで分かるそうです」と書いてから、4か月。ようやく、自分の数字を見ました。
あなたは、自分のねんきん定期便の見込額を、見たことがありますか?
参考にしたページ
・日本年金機構「ねんきん定期便に表示されている年金額が昨年の見込額より少ないのですが、どうしてですか。」
・日本年金機構「年金から介護保険料・国民健康保険料(税)・後期高齢者医療保険料・住民税および森林環境税を特別徴収されるのはどのような人ですか。」
※年金の金額や、引かれる保険料・税金は、人によって違います。ご自身の金額は、ねんきん定期便やねんきんネット、年金事務所でご確認ください。

コメント